自分の名前が嫌い!だったけど好きになった話【シワシワネーム】

シワシワネームを貰った子供の気持ち

自分の名前、好きですか?

私は嫌いでした。

多分、小学生3、4年生位になって、他の子の名前を意識し始めてからのように思います。
それくらいの歳になれば、自分の名前が時代の流行に沿ったものなのかは大体分かります。

大人に近づくと色々な知識や経験を得て、その中で、「古っぽいこと」に価値を見出すこともできますが、まだ小学生だったら、多くの子が流行や最先端のものを好きになりますよね。

最近はキラキラネームの対極として「シワシワネーム」という分類があるようですが、 そんな価値観もなかった約20数年間、私の名前はずっと、ただ古臭くてダサい名前でした。
下の名前を聞かれたとき、今時珍しい名前だねと言われたこともあります。

名前に込められた意味のハードルが高いと、プレッシャーになる

小学校の名札のイラスト

さらに、名前に使われている漢字と、自分のイメージが正反対なことも嫌でした。
劣等感をさらに浮き彫りにされているようで。名前と違って全然○○じゃないじゃん!って思われてるんだろうなあ・・・と。

全然親しみが沸かなくて、個人を識別するために便宜上ついているラベルみたいなものと割り切っていました。

実は、私の母親も自分の名前にコンプレックスを持っていて、子供にはそんな思いをさせまいと、良い名前だと思って決めてくれたそうなのです。
それでも、子供がどう思うかは分からない。

名づけって難しいですね。

もし自分に子供が産まれたら、名前にはあまり意味を込めないようにするつもりです。
全く意味が無いのも、自分の名前の由来を聞かれたときにコンプレックスに感じてしまうかな?ほどほどがいいかもしれないですね。。

好きになっていった経緯

本当に個人的な理由ですが。

ひとつめ

成人して神社巡りが好きになった頃、自分の名前は地元の神社で占って貰ったことを知ったのです。
神主さんにいくつか候補を出して貰って、その中から気に入ったものを選んだそうです。
親がつけたと思うと気に入らないのに、神主さんが付けたんだと思うと何か特別なものだと思えました(笑

ふたつめ

古臭い、というのを肯定することが出来たきっかけ。
一番の親友が、私の名前をいいね、と言ってくれたのです。

その友人は和風なものが好きで、中学生の頃から着物で深夜徘徊したりするような変わった人なのですが・・・(幽霊か)
友人曰く、私の〇〇子という名前は、平安の時代からやんごとなき一族のご息女に付けられていた名前だそうです。

親は全然そんな意図はなかったと思うのですが、歴史のある名前だと親友が教えてくれたことで半分くらい名前を好きになりました。

平安時代の家系図のイラスト

みっつめ

最後です。

それは、今のパートナーと初めて話をした時に、「良い名前ですね!」と言ってもらえたことです。

名前を最初に伝えたときに褒めてくれたのはそれが生涯初めてで、直感的にですが社交辞令ではないように思えました。

自分はネット恋活サイトで今のパートナーと出会いました。
最初は本名が恥ずかしいのでずっとサイト上の名前で呼んで欲しいとすら思っていたのですが、彼が名前を気に入ってくれて、当たり前のように呼んでくれるうちに自分の名前が古臭いとか、もうどうでも良くなってました。

自分の側にいてくれる人が 自分の名前を嫌いな訳がないのです。

友人でも恋人でも、仲の良い人の名前で連絡が来たときはパッと嬉しくなりますよね。
その時、相手の名前がお洒落かどうか、どんな意味かなんて、全然関係ない。

自分の好きな人達がもしそう思ってくれていたら、他の人にどう思われてもいいや。今はそう思えるようになりました。

もし最初から名前に不満が無かったら、子供時代の悩みが一つ消えていたのかもしれません。

けれどそんな根深いコンプレックスがあった反動か、今はとても自分の名前が好きなのです。